米国の社会学(5)(6)

米国の社会学(5)(6)
2020年7月13日(月曜日)

米国の社会学(第5回、第6回)(2020年7月13日 月曜日)

まずは『コチラの解説をお読み下さい

米国の社会学 スライド(5)(6) (pdf) ←授業で使用したスライド(クリックしてダウンロード)

 

米国の社会学(5)1限

 

米国の社会学(6)2限


今日の社会学は、interest groupがメインとなる講義でした。
interest groupとは、「利益集団」「圧力団体」のこと。

政治とは切り離せないものです。

interest groupは政治家や党への政治献金や票集めなど、政治家や政党に供与し、自分たちの主張を政治家に代弁してもらったり(プロパガンダ的要素アリ)、パブリックコメントによる政策の提言を行ったり、情報の提供などを行っています。

「日本経団連」や「日本教職員連盟(日教組)」「日本医師会」などが、代表的な日本のinterest groupになります。

「法人税を安くする!」と言えば、経団連の票を期待できるでしょうし、「教職員の待遇改善!」とすれば日教組の票を期待でき、「医療従事者に支援を!」と言えば、日本医師会の票を期待できますね。

政治家に、自分たちのinterest groupに有利な法律を作って欲しい時には、「ロビー活動」などで接近し、「お近づき」をして関係を作っていく、ということも勉強しました。

大きなお金とたくさんの票が動く「interest group」の存在は、政治家に大きな影響力を与えます。

特に授業でやった全米ライフル協会の圧力は強く、「銃規制」なんてなかなかできません。票が減りますからね。全米ライフル協会は、銃の所持を規制しないように働きかけています。

このinterest groupがなければ、アメリカは一気に銃規制が進むと思われるのですが、授業でやったように雇用問題もありますし、「武器商売」も経済の一部です。なかなか規制の動きは前に進みません。

下記、読んでみてください。
・トランプ氏、武器貿易条約の署名撤回 「主権渡さず」
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO44308380X20C19A4000000/

・「銃のいかなる禁止も支持しない」 全米ライフル協会
https://www.bbc.com/japanese/43194021

・「アメリカ最強」の圧力団体「NRA」 銃規制に立ちはだかる金と権力
https://withnews.jp/article/f0171024000qq000000000000000W02t10101qq000016051A


昔、アメリカ留学中の時、両親が遊びに来たことがありました。
普通にスポーツショップや量販店に銃や弾丸が売ってて、しかも「幼児用」のちっちゃい銃まであって、ホントびっくりしてました。

アメリカでは銃は規制できないです。銃の所持は、憲法で保障された「権利」ですから。。

社会学全6回、お疲れさまでした!

あと2週間で本講座も終わります。なんか、寂しいですね。

岩崎

 

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